個人事業主としての時間感覚
友達と遊びに行く電車内で懐かしい光景を目にしました。
中学生ぐらいの男子2人組がプリント片手に何やら唱えています。
「743年、墾田永年私財法によって公地公民制が、、、」
日曜日の朝8時、経堂、下北沢区間を走る電車内で、その声は響きます。
自身の浪人生時代が思い起こされます。
当時は電車の進む方向は反対で、今よりもずっと混雑した車内でしたが、その歴史のフレーズを読み上げる声が細い記憶を手繰り寄せます。
当時は7時に起き家を出て、車内では単語帳に目を走らせ、誰よりも早く予備校に通っていました。
みんなが休憩室でおやつを食べる間も、ずっと勉強していました。
気分転換は「教科替え」でした。(笑)
今思えばそれは、休憩をあまり取らずにひたすら荷物を配り続けるところに通じています。
短時間で多くの売り上げを立てる。夜は早く帰る。いわゆる「コスパよく」、楽に効率よく生きることも勿論大切です。
ただ、同様に、できる限り長い時間を使うことも大切だと思います。
おそらく前者は「1時間あたり」という時間の単位を意識して仕事に取り組んでいるでしょう。
しかし後者は「1日あたり」という観点から仕事に取り組んでいます。
比較してどちらかに優劣をつけるわけではありませんが、意識すべきは後者なのかなとも思います。
効率よく定時で帰る人と、同じ効率性を持つが定時には帰らずに残業する人とでは、成長するのは後者です。
「やりすぎはよくない」という考えたも大切ですが、「やらなければよくもなれない」時があるということも同時に考えの一つとして持っておくべきだと思います。
なので、私自身も「同じ1日を過ごすなら」できる限りのことをして、目標に向かって頑張りたいと思います。
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